以前大まかに書いた出産の話を詳しく書いています。今回は第三子となる次女出産時の記録です。
3人目にして初の予定帝王切開による第三子次女の出産記録。
今回は特に何の問題もなく予定帝王切開で2018年12月某日に38週0日で約2600gで無事に出産出来ました。
3番目は初期に2回ほど出血があって慌てたり、後期は動けないほど張りが頻繁で心配しました。 長女の突然の病気で入院に付き添いで泊まったりと大変なこともありました。
今回は予定帝王切開が初めてで後から看護士さんに話を聞いたのですが、手術の時は子宮口が5cmほど開いていたらしく「陣痛なかった？」って聞かれました。張りはあったけど痛みは感じませんでした。「子宮口が5cm開いてたからあと1日遅かったらまた緊急帝王切開だったよ、よかったね」と言われびっくりしました。
手術前日
手術前日に入院手続きを済ませて産婦人科の受付に行ったら「本当に今日入院ですか？先生から連絡ありましたか？」と言われて焦りました。確認が取れて謝られたましたが、 どうやらお産が重なって病室が満床だったらしいです。
お産って重なる時は本当に重なるみたいです。帝王切開だから必ず病室に入れると聞いたけど、始めに案内されたのは陣痛室でした。本当に空きがなかったようで、その後すぐ病室に入れました。
その後は家族への説明があるので母を呼び出したり、手術担当の麻酔科の看護士さんの説明聞いたり、傷にかからないように剃毛してもらったり、シャワー浴びたりバタバタしました。
夜幼稚園の内定式に出席して飛行機に乗った主人が来ましたが、術後あまり話せないことを見越して幼稚園グッズの作り方の説明を聞きました。
21時以降絶食で翌朝の6時絶飲までに沢山水を飲むようにと言われました。手術の日は何も口に出来ないので脱水症状を抑えるためらしいです。
手術当日
手術当日、術衣を着て弾性ソックスを履いて帽子を被って歩いて手術室へ行きました。手術室の前で家族に見送られ不思議な感じでした。
手術室に入ると温かいバスタオルを肩にかけてもらって本人確認されました。沢山プレハブみたいに両側に並んだ手術室の前を歩いて奥の手術室に到着しました。その間ずっとガンガンに音楽がかかっていてびっくりしました。
手術台に上がるとまず背中に麻酔を入れます。脊髄と硬膜外麻酔で異物を埋め込まれる感じがすごく痛いです。でも術後硬膜外麻酔を自分でボタン押して30分ごとに麻酔を打てないと痛すぎてやっていけないので我慢です。
で、麻酔効いたかなってアルコール綿を当てて確認があるのだけど、めっちゃ感覚がありました。お腹の皮膚をつねって確認してもらっても痛いのがわかる。結局3回麻酔を追加してやっと手術が始まりました。
麻酔がすごく時間がかかって、効かなかったらどうしようという恐怖でその間中体が震えて術後肩が凝りました。先生が切った時に大丈夫ですよ麻酔効いてますよって教えてくれてやっと震えが止まりました。
それからは早くてすぐ産ぶ声が聞こえて、衝立越しに先生が赤ちゃんの顔を見せてくれて涙が出そうになりました。出ませんでしたが。
その後赤ちゃんと握手をして後の処置中は薬で眠らせてもらいました。
術後はもう3回目なので勝手も知ってるしあまり辛くないはずだったのですが、麻酔が効き過ぎて足が動きませんでした。手術当日は全く動かず、翌日やっと右足が動くも左足が動かず、夕方になっても左足の太ももの感覚が無くて1人では立てませんでした。麻酔効き過ぎということで背中の麻酔を早めに取ってもらいました。
今まで全身麻酔2回、半身麻酔がこの手術で2回目だったから麻酔耐性が出来てたのかな？だからなかなか効かなかったのかな？と後から思いました。でも麻酔がなかなか解けないと不安になりました。
今回良かったこと
家族がすぐ赤ちゃんを抱けたことが今回一番良かったです。私も当日すぐに授乳でき、初の母子同室を経験できて、一緒に退院できてうれしかったです。
今回は赤ちゃんが一緒だったから授乳室に通うのが辛くありませんでした。決まった面会時間で会うわけじゃないのでいつでも抱っこできました。帽子やマスクや割烹着みたいな服を着なくても、消毒をしなくても赤ちゃんに触れられて頬ずりもできたので我が子って実感が湧くのが早かった気がします。
上の2人が入院したNICUにはすごく感謝してるのだけど、やっぱり普通に産めるのが一番いいなと思いました。
長女は我が子って実感湧くのすごく時間がかかって、 連れて帰ってもしばらくは消毒してから触ってたし、頬ずりもできませんでした。
子供達も普通に触れられて下の子にべったりでした。予定帝王切開の出産はこんな感じでした。 最後の赤ちゃんだからしっかり目に焼き付けておきたいなと思っています。
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