パソコンで作った方眼を方眼ルーズリーフに印刷する前提で書いてみます。
パソコンで作った方眼は罫線を引かない限り印刷されないのでそれを利用しています。
アレンジを加える時に無地のルーズリーフに方眼を作る前提で設定すると面倒な操作が増えるからです。印刷時に多少線のズレが生じるのでズレが気になる人には向きません。
○必要なもの
・パソコン(エクセルが使用出来る)
・プリンター
・ルーズリーフ
・ルーズリーフを入れるバインダー
ちなみにエクセルが使用出来るパソコンと書いてありますが、私はエクセルを使っていません。 本当は導入したいのですが、お金がかかるのでオープンオフィスのカルクを使っています。
ルーズリーフで厄介なのは穴があるので左右があります。何ページも続く場合は2ページ1組で右に延長していきます。左ページ、右ページ、左ページ、右ページという風に。
無地のルーズリーフに印刷する場合は上下左右の余白は適当でも大丈夫ですが、私は方眼ルーズリーフに印刷するので余白は使用するルーズリーフに合わせた大体の値に調整しています。
ズレが気になる方には向きませんが、方眼のマス目がある方が表が見やすいです。方眼自体を印刷するとセルの結合などの調整が面倒になる場合もあるので、私は方眼全体には罫線を引いていません。
これを家計簿なら家計簿、手帳なら手帳とファイルごとにテンプレートを作り、複製して使っています。(正確には家計簿は方眼シートをアレンジしたものを使っています。)
家計簿は計算式を入れておくのでちょっと大変ですが、お付き合い帳はレイアウトを変えて書き込むだけなので簡単だと思います。
同じファイル内なら1シートでテンプレートを作ってシートごと複製したのち、シートの名前を変えるようにしています。
最初の設定はとても面倒ですができると使い回せるので便利です。
無地のルーズリーフに方眼ごとプリントする場合は罫線を引くとできると思いますが、ルーズリーフの穴があることを忘れずに、穴の位置には線を引かないように設定しないと、紙詰まりしてしまうかもしれません。
○方眼の設定の仕方
下の図はLIFEの大体方眼ルーズリーフに合うように設定したものです。
印刷する時は無印の方眼ルーズリーフを使うことが多いですが、無印の方眼ルーズリーフは端の長さがバラバラなので私はLIFEのルーズリーフを基準にしています。
1.まずは使いたい方眼ルーズリーフの5mm方眼にならない上端と下端のマスの行高と左端と右端のマスの列幅を計ります。
2.上下左右の端を除いて横方向と縦方向の5mm方眼のマスの数を数えます。
3.全体を選択して行高、列幅を5mmに揃えます。
全選択→カーソルを行の数字の上に合わせて右クリック→高さを選択して高さを0.5cmに設定してOKを押す。列幅も同様にカーソルを列のアルファベットの上に合わせて右クリック→列幅を選択して幅を0.5cmに設定してOKを押す。
4.上下の端を設定します。
上端は行の数字1を押して3と同じ操作(高さは計った上端の行高)をします。下端は2で数えたマスの次に当たる行の数字を押して同じように操作をします。
5.左右の端を設定します
左端は列のAを押して3と同じ操作(列幅は計った左端の列幅)をします。右端は2で数えたマスの次に当たる列の数字を押して同じように操作をします。これで左ページの設定ができました。
続けて左右対称になるように→右端の列幅、数えたマスの数の次の列のアルファベットを押して左端の列幅になるように列幅の設定をすると右ページの設定ができます。左右で1組と数えて必要な組数分繰り返していきます。
とりあえず基本的な方眼の作成の仕方は以上です。
これに線を引いたり、セルを結合したり、5mmを基準にして行高や列幅を変えたりして使います。
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ご存知の方も多いと思いますが、簡単なショートカットキーを覚えると作業がはかどるので一応載せておきます。
WinはWindows、MacはMacintoshの略です。
(下の見方は全選択でWindowsならCtrlキーを押しながらアルファベットのAキーを押すということです)
全選択( Win:Ctrl+A / Mac:Command+A)
コピー( Win:Ctrl+C / Mac:Command+C)
切り取り( Win:Ctrl+X / Mac:Command+X)
貼り付け( Win:Ctrl+V / Mac:Command+V)
形式を選択して貼り付け( Win:Ctrl + Alt + V / Mac:Command+Ctrl + V)
OpenOfficeで形式を選択して貼り付けは
(Win:Ctrl+Shift+V / Mac:Command + shift+ V)
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