これまでルーティンを効率良くこなせるように、自分と子供達に色々な工夫をしてきました。でも最近気付いたら、もうルーティンのことだけで頭がいっぱいでした。
効率良く生活を回せるどころか1日家事や子供達のことをこなすだけで精一杯になってしまったのです。
目次
ルーティン化のためにこれまでにしてきた工夫
子供達にルーティンを把握してもらえるようにと…
最初に作ったのはルーティンボードでした。
ホワイトボードにマグネットで表を作って終わったら「まだ」から「できた」の欄に動かすというもの。使ってくれたけど、長男が磁石で遊ぶ&次女が生まれてなんでも口に運ぶようになった時期に廃止しました。
次に作ったのはルーティン一覧表です。A4用紙にプリントして、百均のラミネで作りました。
長女は最初興味を示しましたが、それだけで終わりました。
次に作ったのはルーティンカードです。
牛乳パックで作ったカードにテプラでシールを貼って1日用と1週間用を作りました。長女は2日くらいは使ってくれたかな?長男はめくりもしませんでした。
ただ、1週間用にはその日の夜に読む絵本の種類を書いておいたので、毎晩それだけはめくって確かめていました。楽しくないと子供は使わないのですね。
その次に作ったのはルーティンすごろくでした。厚紙にルーティンを縦書きに書いて、好きなキャラクターを動かせるようにしました。これは楽しかったのか、長男も3日くらいは使ってくれた気がします。
自分もなんとかこなせるようにならなくてはと…
単語帳でめくるようにしてみたり、家事ノートの表を大きめにプリントして貼ってみたりしました。
献立をルーティンするとラクとのことで、すごく細かい表を作ってみたりもしました。(いや、ここまでしたら無理だということに早く気づいて少し前の自分)
↓五法の表、五味の表を自分用にパターン化したもの
↓メインとサイドの料理を素材ごと、和洋中ごとに書き出したもの
↓曜日ごとに割り振って作成した献立表
↓更に見やすくしたもの
まあ、複雑すぎて使ってないんですけど(ぇ
きちんとやりたい!って気持ちだけ先走ったんですね。
冷蔵庫にあるものから考える方がラクで色々挑戦することがわかった今日この頃です。
ルーティン化より大事なことがわかった
きっかけはテレビ番組
「ウチ、断捨離しました」という番組でラベルだらけの家が出てきた時に、依頼者が山下さんに「ラベルで子供達を支配している」ような内容のことを指摘されているのを見てハッとしたのです。
私もおんなじだ!と。
子供達にルーティン表作ってるのは同じことだと。そして、自分にもそれを強いている。
生活を楽に回すために始めたことなのに、私は「今日もこれしか達成できなかった」と挫折感を感じることの方が圧倒的に多いと気付きました。
以前、家事ノートを作った話を書きました。
「Calcで家事ノート作ってみた。〜ルーティンのチェックリスト編〜」
「Calcで家事ノート作ってみた。〜ルーティンのチェックリスト編2〜」
今思うのは、作ること自体は無駄じゃないと思うのは変わらないということ。
やっぱり年や月単位での行事が見通せるのはメリットが大きいと思うので。
でも、それを壁に貼り付けて自分を追い立てたり、チェックして「これもできなかった」「あれもできてない」と挫折感を味わうために作るものではないと気付きました。
細かく決めすぎて息苦しくなるなら、ルーティンを忘れて生活する方がいいです。
何事もほどほどがいいのですね。当たり前だけど。
じゃあ、ルーティンを考えない生活なんて出来るの?
だから、ほどほどに
1日の流れを全く考えないで生活するなんて無理な話で、そんな極端な話ではなくて、心地いい程度に把握しながら生活しようと思っています。
やることリストを作ることが無駄だと思っていた時期がありました。繰り返すことを書くのに何の意味がある?ルーティンリストを貼っておいて、付け足すことだけ書けばいいんだ!とかね。
でも、1日の時間は限られているわけで、私の体は1つしかなくて、今日「これをするんだ」と決めたことを優先すると、他のことができなくなったりするんです。
毎日調子が良いわけでもないし、子供が甘えてきた時には手を止めて抱っこしてあげたいし、実は『ルーティン+今日のこと』よりも、『今日のこと−ルーティン』をしている時の方が家族が笑っている気がするのです。
だから、考えないといけないのは「ルーティンをきっちりこなす」ではなく「しなくてはいけないルーティンを少しでも減らす」なんだろうなと。
家族を巻き込む
家事の量ってある程度決まっていて、やらないと家がうまくまわっていきません。うちは主人はすごく家事をやってくれる人で助かっているのですが、名もない家事は主人も気づくことが難しいようです。
我が家は子供の世話が大変で家事の間に挟まるともう無理!って思っていました。でも気づいたら子供が大きくなって、お手伝いができるようになっていました。しかも喜んでやってくれる。だから子供が喜んでやってくれる範囲で手伝ってもらうことにしました。
(ルーティンを)きっちりやることより手を抜く(ルーティンを減らす)ことを考え始めたら家事が少し楽しくなってきました。
これからは「きちんと」と「手抜き」について考えつつ記事を書いていきたいと思います。
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